半年前、私たちBLUE YOMOGIは、生理学研究で著名なナチュファルマ琉球(琉球大学ブース)と手を組み、よもぎに関する画期的な研究プロジェクトをスタートしました。
日本全国、さらには海外を含む35都道府県以上から集めたよもぎのサンプルを遺伝子レベルで分析し、その薬理学的な機能性について深く掘り下げています。
沖縄のよもぎはその独特の強い香りで知られており、私たちの顧客や取引先からも高い評価を受けています。しかし、これまでその香りの特性を科学的に証明する定量的なデータが不足していました。この点が、よもぎの利用価値をさらに高めるための障壁となっていました。
また、近年人気を集めている「よもぎ蒸し」についても、その健康効果には多くの肯定的な体験談が寄せられているものの、医学的なエビデンスはまだ不十分です。よもぎ蒸しは、身体を温める効果やPMS(月経前症候群)の症状緩和など、多くの人に好影響を与えているとされていますが、これを科学的に裏付けるデータがないため、その効果を明確に訴求することが難しいのが現状です。
このような背景を受けて、私たちは琉球大学との共同研究を通じて、よもぎの科学的な研究を深めることを決意しました。研究は、論文調査、比較調査、機能性研究の三つの軸で進められており、よもぎが持つ潜在的な健康効果を明らかにすることを目指しています。
私たちの研究は、よもぎ蒸し業者をはじめとする多くの取引先にとっても重要な意味を持ちます。科学的な根拠に基づいた情報提供が可能となれば、よもぎ蒸しの安全性と効果をより広く、正確に伝えることができるようになります。これは、よもぎ自体の市場を拡大し、よもぎを利用した健康産業全体の発展に寄与することに繋がります。
今後もこの研究を進める中で、私たちは定期的に成果を報告し、よもぎの新たな価値を世界に広めていきたいと考えています。BLUE YOMOGIと琉球大学の共同研究は、よもぎが持つ無限の可能性を解き明かし、それを社会に還元していくための重要なステップです。
よもぎの科学的な探求を通じて、沖縄から新しい健康文化を創造し、それを世界に伝えていくことを目指しています。