沖縄高専でよもぎの未来創造ワークショップを行いました

昨年、私たちBLUE YOMOGIのチームは、沖縄工業高等専門学校(通称:沖縄高専)で特別なワークショップを担当しました。

この授業は、副校長である田中先生が主催する未来創造ゼミ内で実施され、沖縄固有のフーチバー(よもぎ)を中心に、その新たな可能性について深く議論しました。

私たちの目的は、よもぎの機能性の側面からではなく、人間の五感に好影響を与えるよもぎの新しい使い方を探求することでした。

この取り組みは、私たちが通常行っている琉球大学との提携研究とは異なる新鮮なアプローチで、学生たちとの協働を通じて、よもぎに関する画期的な顧客体験を模索しました。この授業を通して、私たちは学生たちから多くの刺激と新たな発見を得ることができました。

若い世代がこれからの社会を形成していく上で重要な役割を担うことを再認識し、楽しく充実した時間を共有することができました。ありがとうございます。

授業の中で、私たちはまず、よもぎの基本的な特性と歴史的背景について話し合いました。たとえば、沖縄では古来より、よもぎは健康や美容、さらには儀式など様々な形で利用されてきました。この伝統的な知識を基に、学生たちはよもぎが現代社会においてどのように活用され得るか、創造的な視点から議論を重ねました。

特に注目したのは、よもぎが人間の五感—特に嗅覚と味覚—に与える影響です。

よもぎの独特な香りや味は、リラクゼーション効果や食欲を刺激する効果があるとされ、これらの特性を活かした新しい製品開発やサービス提供のアイデアが多数提案されました。例えば、よもぎを用いたアロマセラピー製品や、健康食品、さらにはよもぎをテーマにした観光体験など、多岐にわたるアイデアが出されました。

この授業を通じて、学生たちとよもぎの持つ可能性を再発見し、それを現代のニーズに合わせて再解釈する方法を議論できたのではないかと思います。また、地域の産業振興に寄与する研究としてのよもぎの価値も、改めて確認されました。

学生たちのフレッシュな視点と革新的なアイデアは、地域の伝統を守りながらも新たな価値を創出することの重要性を教えてくれました。

今後も私たちは、このような教育活動を継続し、若い世代と協力して、地域の伝統と未来を繋ぐ新しい挑戦を進めていきます。

沖縄高専での経験は、私たちBLUE YOMOGIにとって、地域社会におけるよもぎの可能性を探る貴重な機会であり、この学びを基に、沖縄から新たな文化と価値を世界に発信していきたいと思います。

沖縄の自然が育んだ素晴らしい資源であるよもぎを通じて、私たちは地域の産業振興と文化の継承に貢献し、さらなる未来創造への道を切り拓いていきます。

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